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『肺炎』は日本で死因の第4位
平成11年人口動態統計によると、日本での肺炎による死亡率は死因の第4位です。その背景には、日本で高齢化が進んできていますが、肺炎による死亡率が65歳を越えると急に高くなる傾向にあることが挙げられます。
肺炎の原因として肺炎球菌が重要
肺炎の原因の中で、肺炎球菌という細菌が最も重要な位置を占めています。この細菌は体力が落ちているときやご高齢になって免疫力が低下してくると、肺炎や気管支炎、副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などを引き起こします。
肺炎球菌は肺炎球菌ワクチンである程度予防できます
肺炎球菌ワクチンが開発されており、一度接種すれば5年以上の効果があり、肺炎球菌による肺炎などにかかりにくくなります。
肺炎球菌ワクチン接種は次のような方にお勧めします
65歳以上の方
心臓や呼吸器に慢性疾患のある方
腎不全や肝機能障害のある方
糖尿病の方
脾臓の摘出手術などで脾機能不全のある方
アメリカでの肺炎球菌ワクチンの接種状況
日本ではまだそれほど馴染みのないワクチンですが、アメリカでは疾患管理センター(CDC)が65歳以上の方やリスクの高い人たちに肺炎球菌ワクチンの接種を強く推奨しており、1999年には65歳以上の方の接種率は50%を越えています。
肺炎球菌ワクチンについてのおことわり
- 肺炎球菌ワクチンは肺炎球菌以外に効果はありません。
- 肺炎球菌には80種類以上の型があって、そのうちで感染する機会の多い23種類に対してのワクチンであり、全ての肺炎球菌を予防するものではありませんが、感染機会の多い型から8割くらいはカバーしています。
- 現在日本では接種は1回までで、再接種はしないことになっています。
- 脾臓の提出手術を受けた方には保険が認められていますが、その他の方には任意接種となり、実費 6,350円がかかります。
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